この記事には広告(アフィリエイトリンク)が含まれます。リンクから買われると、書き手に報酬が入ることがあります。
カポを付けると音がずれる時は? 付け方と、付けたあとの合わせ方
書いた人:こばと
カポを付けたとたん、コードがなんだか気持ち悪い。チューナーで見ると、さっき合わせた弦が少し高い。
直し方は2段です。まず、カポを付け直す。それでも高い弦だけ、カポを付けたまま合わせ直す。アコギの話です。
同じところで止まる人は多い
Yahoo!知恵袋で「カポ チューニング ずれる」と調べると、160件をこえる質問が出てきます(2026年10月に見た時)。2026年3月にも、ギターを始めたばかりの人が「カポを付けた状態で、チューニングをし直したほうがいいのか」と聞いていました。
その答えは、下の手順の5番にあります。
なぜ、カポで音が上がるのか
カポは、弦をネックに押しつけて止める道具です。この押す力が強すぎると、音が高くなりやすい。特に、太い弦(低い音の弦)で起きやすいそうです。
楽器店のカポの記事には、バネではさむタイプは、付け方しだいで音の高さが不安定になることもある、とあります。つまり、同じカポでも付け方で変わる。ここが直す入口です。
手順:カポを付けたあとの合わせ方
- カポを外したまま、6本をふつうに合わせる。やり方は「クリップチューナーでのチューニングのしかた」にあります
- カポを付ける。フレット(金属の棒)のすぐ手前に、まっすぐ。くわしくは「カポの使い方」へ
- 弦を押さえずに1本ずつ鳴らして、チューナーの針を見る。画面の音の名前は、カポの数だけずれて出ます。名前は気にせず、針だけ見ます。右に寄っていたら高い
- 高い弦があったら、まずカポを付け直す。少しフレットに寄せて、ななめになっていないかを見ます。付け直したら、3番にもどります
- 何回か付け直しても高い弦は、カポを付けたまま、その弦だけペグで合わせ直す。一度少し下げてから、上げながらまん中で止めます
- コードを1つ鳴らして、耳でもたしかめる。
カポを付けた時に、チューナーにどの音の名前が出れば合っているか。カポ3とカポ5の表を「Fが押さえられない時は、カポで「Fのない形」にして弾こう」の後半に置いています。
カポを付けたまま合わせ直して、いいの?
かまいません。お店の人の記事でも、カポを付けた時に音が高くなって、合わせ直しが要ることがある、と書かれています。
知恵袋には、「ずれてきたらカポを外して合わせて、また付けている」という人もいました。でも、音が上がるのはカポを付ける時です。外して合わせても、付けた時にまた上がることがあります。だから、見るのは付けたあと。
わたしが使っているカポ:カイザー(Kyser)Quick-Change KG6
カイザーも、バネではさむタイプです。付け方しだいで、音が上がることはあります。先の楽器店の記事では、このKG6が試されていて、付ける位置を2〜3回直したら、音の高さは特に気にならなかったそうです。
曲の途中で付け替えない人もいます。音の安定をいちばんにしたいなら、ネジで締めるタイプもあります。押さえる力を自分で合わせられるので、音が安定しやすい(同じ記事より)。そのかわり、付け替えには時間がかかる。
わたしが使っているチューナー:ダダリオ Eclipse(PW-CT-17BK)
付けっぱなしにできるので、カポを付けてすぐ、はさみ直さずに針を見られます。手順の3番から5番を何回かくり返す時も、そのままです。
まとめ
- カポが弦を強く押さえこむと、音が高くなりやすい。太い弦で起きやすい
- 高くなったら、まず付け直す。フレットのすぐ手前に、まっすぐ
- それでも高い弦は、カポを付けたまま、その弦だけ合わせ直していい
最初に試すなら、これ。いつもの曲の位置にカポを付けて、6本をチューナーで見る。針が右に寄った弦があったら、カポを付け直して、もう一度見てください。
カポのほかにも音がずれる理由はあります。見分け方は「チューニングしても、すぐ音がずれる時に見直す5つ(アコギ)」に、カポの付ける位置や声に合う高さの探し方は「カポの使い方:キーの合わせ方と、曲の途中での付け替え」にまとめています。