はじめてのギター道具帖

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弦の替え時と、張り替えのしかた(アコギ)

書いた人:こばと

弦は、切れていなくても古くなります。古いままだと、音がこもって、チューニングも合いにくくなるんです。

張り替えは、1本ずつやれば迷いません。はじめてでも、だいじょうぶ。

替え時のサイン

1つでも当てはまったら、替え時です。

何日くらいで替えるか。楽器屋さんの記事では、ふつうの弦で2週間〜1か月、コーティング弦(表面に薄い膜をかけた、さびにくい弦)で3か月前後が目安とされています。手汗の量や弾く時間で変わるので、目安として見てください。

もう切れてしまった時は、「弦が切れた! はじめての人が、その日にやること」から読んでください。

用意する物

張り替えの手順(1本ずつ)

はじめてなら、1本外したら、1本張る。こうすると、どの穴にどの弦を通すかで迷いません。

  1. ペグ(ヘッドに付いているつまみ)を回して、弦をゆるめる。じゅうぶんゆるんだら、ペグから外します
  2. ブリッジピンを抜く。ボディの下のほうで、弦を留めている小さな栓です。ストリングワインダーに切り欠きがあれば、引っかけて、まっすぐ上へ。古い弦はここで取り出してOK
  3. 新しい弦の玉(ボールエンド)を穴に入れ、ピンを差す。ピンの溝は、弦に合わせる
  4. 弦をヘッドのほうへ少し強めに引っぱりながら、ピンを押しこむ。中で玉が「コツン」と引っかかれば、ピンは浮いてきません
  5. ペグの穴に弦を通し、少し余らせて巻く。巻く回数の目安は、6弦・5弦で2.5巻き、4弦・3弦で3.5巻き、2弦・1弦で5巻き。細い弦ほど多めです。ペグによって変わるので、あくまで目安として
  6. チューニングを合わせる。回しすぎると、切れることがあります。チューナーを見ながら、少しずつ
  7. 余った弦をニッパーで切る。チューニングが落ち着いてから、ペグの近くで切ります

わたしはクリップ式のチューナーを、ヘッドに付けっぱなしにしています。暗い所でも画面が光るので、見やすいです。合わせ方は「クリップチューナーでのチューニングのしかた」に書きました。

張ったばかりの弦がすぐずれる時

新しい弦は、張ってしばらく伸び続けます。だから、合わせてもすぐ下がる。

弦を指で軽く持ち上げるように引っぱって、また合わせる。これを何回かくり返すと、早く落ち着きます。その日は、何度か合わせ直すつもりでいてください。

わたしが使っている弦(エリクサー カスタムライト)

エリクサー(Elixir)の「カスタムライト」です。わたしは手汗が多いほうなので、さびにくいコーティング弦にしています。カスタムライトにしたのは、わたしのアコギとの相性がよかったから。

替え時かどうかは、指でも分かります。いま張ってある弦を、指で1本ずつなぞってみてください。ざらざらしていたら、替え時です。

弦の太さの選び方は「指が痛い時は弦を見直す」に、合わせ方は「クリップチューナーでのチューニングのしかた」にまとめています。